「千石万石も米五合」

という老子だか誰だかの言葉があるそうで
まあ、人間は米が五合もあれば腹いっぱいになるのに
そんなにたくさんの財産欲しがってどうすんの?
みたいな意味なんでしょうけど、それよりこの五合が気になりますね。
別のこと調べてて知ったんですけど昔の日本人は(といっても結構最近まで)1日に五合の米を食べてたんだそうです。
家族でじゃないですよ。一人でです。
御飯炊いたことない人はピンとこないでしょうけど1合でどんぶり茶碗に大盛り1杯(軽く2杯)ありますよ。
私は結構大食いだし、御飯が好きでオカズに肉料理でもあれば
少しのオカズで御飯たくさん食べますが1食で1合くらいですね。
今も「豚肉と白菜とシメジのオイスターソース炒め」で1.5合ほど完食したところです。(寝起きでそんなに食うなよ)
普通の人は1合も食べないはず。1食0.5〜0.8合程度で1日2合くらいでしょう
だから1日5合というのはめちゃくちゃに多い。
ていうか現代人の感覚でオカズも食べてれば食べきれないはず。
昔は日本人は肉を食べなかったし、野菜の種類も多くなかったでしょうから
たんぱく質などのいろんな栄養素を米から取るためにたくさん必要だったみたいです。
ちょっとトリビアでしょ。
普通に考えると1合ってのは1食分には多いし2食分には少ない、何でこんな半端な量なのか
と思ったことがありますが、
昔の人には10号で「2日分」とか「夫婦で1日分」とか意味のある量なのかもしれません。
とはいえ現代人がこんなに食べてたら4人家族とかのばあい通常の炊飯器じゃ足りないね。