下:Shade7.5パストレ

だめですね、これは。設定をつめてないのもありますが。
Shade7.5のパンフのHDRIサンプル画像もやはり透明物がちょっと不自然。
Shadeのレンダラーは透明とか屈折の周りのオブジェクトの写りこみはきれいなんですが、
こういう光のシミュレートだけの表現は苦手かもしれない。レンダラーが嘘をついてるのがばれるんでしょう。

普通、レンダラーはポリゴンの裏表で屈折の向きを決めてますが
Shadeのネイティブレンダラーは視点からたどり着くまでに透過した回数が奇数なら裏、偶数なら表、
という特殊(多分)な方式を昔からとっています。
ほとんどの場合それで問題ありませんが、面自体が裏表という概念を持っていないので
例えば、フレネルを使った場合、反射が最も強くなるのは視点から90度のときです。
RedQueenは180度、要するに裏面の時に最大になります。(いや、多分・・・)
それによって内部反射が起きますが、
Shadeは90度を超えると180度に近づくにつれてまた反射が弱くなっていくので内部反射が起きません。
Shade7から「内部反射」というオプションが追加されましたが、それを擬似的にやるためのものじゃないかと思います。
この画像は「内部反射」を使ってますが余り効果はわかりませんでしたが。