郵便局から電話があって、10日も前に配達に来た郵便物が不在で届けられず、郵便局に取り置きのままになってるのだそうだ。

私が不在表も入ってないしどういうことかと問い詰めると、配達員は不在表をドアポスト(ドアの新聞受け)に入れたという。(かえって確認してみたら確かにあった)

私は新聞も取ってないし、ドアポストなんて毎日確認しない。郵便の不在表はいつも郵便受けに入ってるし、なぜドアポストなんかに入れるのかというと、

それが郵便局の決まりなのだそうだ。ドアポストがある家の場合、不在表はドアポストに入れ、郵便受けには「ドアポストに不在表を入れました」という小さい紙を入れるのが定められたルールなのだという。

いやそれはおかしい。

不在表をドアポストに入れるからそんな紙が必要なのであって、不在表を郵便受けに入れれば済むことだろう。なぜドアポストという発想が出てくるのかと。

いろいろと問い詰めた結果、ドアポストに入れないと「本当にドア前まで配達に来てチャイムを鳴らしたのか」「在宅かどうか確認せずに郵便受け不在表を入れて帰る配達員がいるんじゃないか」というクレームが来るからそうしてるのだそうだ。

な、なるほど、それは説得力あるな。

また、ほんとにサボって不在表だけで済ませる配達員もいそうだ。というかその可能性のほうが高そう。それを防ぐためのルールなのか。

話してみないとわからないものだ。

ただ私は何十年もアパート暮らしで、ネットでものをよく買うが、不在表はいつも郵便受けに入っている。要するに多くの配達員はルールを守っていない。

たまたまルールを守ってるひとがドアポストに入れたって私は困る。

それ以上責めたところで、私としては今後正しくドアポストに入れられるようになるより、今まで通り郵便受けに入れてほしいので複雑な心境だった。